パニール作った話

2022年のやりたいことリストに

パニールを作る

っていうのを入れてました。

パニールっていうのはインドカレーのお店で

なんとかパニールっていうカレーがあって

それに入っているチーズ的なやつです。

 

なんか不思議に美味しい

肉じゃないタンパク源

 

豆乳でも作れるならいいじゃん。

しかも簡単に作れるらしい。

というところまでわかっていて、2022年の最初にやりたいことリストに入れて

 

でも、なんか作るタイミングがこなかったパニール

 

それを今日、2023年になり

試験前で追い込まれてきている今日

突然作りました。

なぜなら牛乳が余っていたから。

あとちょっと現実逃避的に。

 

 

牛乳は普段あまり飲まず、主に豆乳を牛乳の代わりに飲んでいるのですが

乳脂肪分多めの、瓶に入った牛乳をいただいて

しかも期限が短くて。

 

ついにパニールのタイミングがきた。

(ほんとは豆乳で作るつもりだったけど)

 

 

で、パニールのレシピってだいたい牛乳1リットルなんですけど500mlでやりました。

なんとなくお試し感覚で。

 

鍋で牛乳を沸かしたところに

お酢(またはレモン汁など)を入れる。

すると分離して固形分が出てくる。

それをガーゼかキッチンペーパーなどで水切りして

しばらく重しをしといたらできあがり。

 

簡単って書いてあったけど

ホントに簡単だった。

お酢を入れた途端に一気に分離して面白かった。

そしてちゃんとパニールができた。

500mlの牛乳にりんご酢20ml入れて

パニールが65gくらいできました。

これは料理に色々使えるし冷蔵や冷凍で保存できる、ということで

固まったのをカットして冷凍しました。

(今度何かに入れよう〜楽しみ〜)

 

 

で、問題は残った液体のほう。

乳清といって栄養があるし捨ててはもったいないやつらしいのでスープにすることに。

ただし元から酸味あり。

 

ここにヴィーガン味覇とカレー粉、塩胡椒で味つけ

もやし、にんじん、大根の葉っぱを入れてスープ完成。味見した結果、これはご飯よりパンより麺だなと思ったので

サリ麺(鍋の〆とかに入れる用の麺だけで売ってる即席麺)を投入。

 

無事に美味しく完食しました。

 

その後で調べたら

甘くしてドリンクとして飲むという方法もあるらしい。それも良いかも。

 

乳清の使い方さえわかれば

パニールもっと気軽に作れるな。

次回は豆乳でしてみようと思います。

 

脂肪腫とってその後

肩のあたりにあった脂肪腫を日帰り入院の手術で取って、その後の話

書くといって書いてなかったので今更ながら。

 

 

忘れてることもありそうですが。

 

 

抜糸まで手術跡のほうは特に問題なく過ごし、ガーゼが外せた後もしばらく傷跡が残りにくくなるテープ的なのを貼ったりしてました。

 

問題があったのは飲み薬

リザベンという傷跡がケロイドになるのを防ぐような作用のお薬でした。

飲み始めて数日後、人生初の膀胱炎になったのですよね。

あの排尿時に痛いやつ。

これはツラいと思ったんですけど、市販薬もあるじゃないですか。それを買って飲んでみて。

 

数日しても治らなくて。

その時にちょうど婦人科の定期通院があったので先生に相談して、症状を詳しく伝えて

そりゃ膀胱炎で間違いないなってことで抗生剤をくれました。これで安心。

と思ったら治らなかったのですよね。

 

 

それでなんか詳しいタイミングは忘れたんですけど、リザベンの追加を薬局でもらう時に

副作用のところに「膀胱炎のような症状」みたいなことが書いてあるのを見つけて、

これかーってなって病院に電話したりして。

 

で、リザベン飲むのやめてみることになり

膀胱炎の症状は徐々におさまり…すっかり治りました。

 

最後の確認的な感じで病院に行ったときに

その流れを先生に伝えたんですが

「うん、じゃ今は大丈夫なんだね」

という感じであっさり。

 

脂肪腫があって検査して手術、抜糸とすごく親切にしてもらったんですが

(手術の担当は別の先生ですごく丁寧で優しかった)

無事に手術終わって、治療完了した人にはずいぶんとあっさりですね…と思ったものです。

 

まあそれで良いんでしょうけど。

 

 

それから半年後くらいに

手術した側の手の痺れが発生して整形外科に通ったりしましたが

たぶん手術とは関係ないだろうとのことでした。

レントゲン撮ったり首の牽引したりビタミンB飲んだりしてるうちに、数週間で収まりました。

 

 

傷跡は、もう全然気にならないくらいきれいになりました。

 

探さないと見つからないくらい。

 

手術してくれた先生に見せたいくらい。

 

だって自分が手術した人の1年後とか

皮膚科の先生はあんまり見る機会ないんじゃないでしょうか?

 

フィードバックがあった方が良いのでは?

なんて余計なお世話ながら思います。

 

 

しばらくは強く押したら痛い(肩揉みみたいな動作とか)とか怖いってあったけど

もうなんともない。

 

私は気が弱いので、しばらく何かあると

これがずっと続くのでは、なんて心配になるんですが

大丈夫でした。

 

 

 

またコロナで病床が逼迫してるそうですね。

みなさん気をつけつつ

脂肪腫はお早めに病院に行くのをおすすめします。先延ばしにすると大きくなるかもしれないので。

 

 

 

 

 

 

気の持ちよう

年始は自分の店が休みなので

どんなに人手不足でもお休み取れるはずだったんだけど

(以前は年末年始が休みだったのに年末は仕事になってしまった)

他のお店でどうしても人が足りないということでお手伝いに。

 

当然、お手伝い先の人たちは私よりもっと休めてないわけで

お休みに来てもらってすみません!と言われても

いいよいいよ仕方ないよって

言うしかない。それも本心。

他のお店に行けばお互い勉強になることはあって、悪いことばかりじゃない。これも本当。

 

だけど、自分だってちゃんと休まないと

勉強する時間も家族との時間も確保できないし

それこそ何のために仕事してるのかってことになっちゃう。

 

だからといって

休みをつぶされて可哀そうな自分!つらいつらいと被害者の気持ちになってしまえば余計につらい。

 

この葛藤

このバランス?

 

気をつけないといけないなーと思ってる。

 

 

今の仕事

大変ではあるけど基本的には楽しくてやりがいがあり

仕事中にツラいことや嫌なことがあるわけではない(そりゃたまにはあるけど理不尽なほどではない)

 

だけど休めないとやっぱりしんどい。

休みがちゃんと確保できないと、途端にしんどい。体力的にも精神的にも消耗するし

自分の思うように時間が使えないストレスが発生する。

 

 

前向きに頑張れる気力体力を維持しつつ

問題は直視して解決しないといけない。

 

笑って楽しく働いているからって

今のままで良いわけじゃない。

 

 

コロナで休む人もまた出てくるでしょう。

そしたら欠員を埋めなきゃいけない。

みんなで協力して乗り切るしかないんだけど

ホントに無理なときは、無理しちゃいけないよね。

 

短縮営業も休業も時にはやむを得ないと思う。

誰かが病んだり倒れたりするよりマシじゃないですか?

じゃあどこでその線引きをするかって難しいとは思うけど。

 

 

 

大変なシフトで働いているお店の人たち

医療関係の人たち

どうかみんな、ちゃんと休めますように。

 

 

私は今日は洗濯してコーヒーの勉強もちゃんとやるはずだったけど

どうにも起きられず15時起床でご飯を食べて

録画を見てゴロゴロしています。

 

そろそろ寝る時間で明日はまた仕事。

 

 

 

今日できることを明日に伸ばすなと言われるけれど

明日できることは明日にして今日は帰る!ってしないと帰れないですよ。

 

頑張りすぎないようにしましょう。

 

 

2022.12.29

あっという間に年末なんですよ

いや実際には全然あっという間ではなくて

毎日色々なことがあり

猛烈に忙しく仕事したり、歯をギリギリしながら何か考え事をしたり

疲れて半日眠ってしまったり、頑張ってたくさん用事をこなしたり

こなしたかったけど全然何もできずに1日が終わったり

なんでもないことが楽しかったり幸せだったりしながら過ごしていましたよ。

 

でも、「こんな風に、こんなペースで日々を過ごしたい」という理想よりは、思い通りにいかずに目の前のことに振り回されている感があって

もう年末なの!?っていう気持ちになるのかもしれません。

 

とにかく数字は、時間は、淡々と。

 

 

今日はあまり脈絡のない2種類のコーヒーを並べてカッピングしてみたら、全然違う味わいのコーヒーなのに共通するワードも出てきて頭の体操のようでした。

 

ひとつはブレンド。深煎りと、もう少し浅い焙煎のアフターミックス。中南米の違う国のブレンド

 

ひとつはシングルオリジン。中米のウォッシュド。焙煎は浅煎り寄りのミディアム。

 

どちらにもSweet. Floral. Caramel という味わいがある。だけどコーヒーとしてはけっこう違う味。テイスティングワードを書き出していって、それを読んだ時にこのコーヒーの味わいがよくわかるようにと思ってやるんだけど途中までけっこう似ていて、それがなんか面白かった。

 

練習カッピングは、似たコーヒーを並べて

微妙な違いとかを確かめることが多いけど

たまにはこういうのも良いのかも。

何事もやってみることは大事。

 

 

 

割と元気な時にはこういう「いつもと違うことをやってみる」ことができるし、それを楽しむことができる。駅に行くまでの道順とか、服の組み合わせとかもそう。コーヒーの淹れ方もそう。

 

(疲れてギリギリの時には、いつもの道、いつもの服、いつものレシピがあることでエネルギーを節約できているので、それはそれで大事)

 

 

こないだコーヒー教室でお客様にコーヒーを淹れてもらったら、同じハンドドリップでもスピードとかタイミングが全然違っていて、それがうまい具合に湯温や粉量にマッチして、それぞれ美味しく出来上がって、とても愉快な気分になれました。

(私の愉快な気持ちが、その場のスタッフやお客様に伝わったんなら良いなあ)

 

そして改めて、同じコーヒー豆を家で淹れて飲んでいても、人によって違う味で飲んでいるのだなあと思ったり。

それは卵焼きの味が家庭によって違うように?

みんなそれぞれで良い良い。なんだけど

 

なんかのきっかけで(コーヒー教室のような)

よそのやり方や味を知って、それを取り入れてみたり、気分によって使い分けることができるようになったりするのは、人生をもう少し楽しくするかもしれないですね。

 

 

頭の中で考えているばかりでなく

どうなるかわからないけどやってみる

とか

とにかく集まってコーヒー淹れてみる

とかそういうことが

やっぱりけっこう大切なことなんだなと

視界が開けるきっかけになったりするんだなと

そんなことを思いました。

WeAct!3 を読んだ

今日は楽しい研修を終えて

仕事は後回しにして帰宅(明日の私に頼んだ

 

そしたらクラファン参加していたWeAct!というZineとSTANDARTが届いてました。

 

両方開封したけどSTANDARTは棚にしまって

WeAct!を読み始めました。そしたら一気に読んじゃった。男性特権について考える内容です。(ちなみにSTANDARTはコーヒーについてのなかなか良い雑誌でわざわざ定期購読しているんだけど、それこそ男性優位の世界というかなんか男くささみたいなものをたまに感じてしまって最近苦手意識が出ちゃってる。前号も読まずにしまってある。今回のはなんか読めそうな気もしたけども)

 

 

さて男性特権についての対話やエッセイを読んで、私も色々思い出しました。

ついこないだも会社の女性の上司(親くらいの年代の)から「みんなもいつかは結婚して子どもを産むんだからねっ」的なことを言われて

なんか、悪気なくそういうこと言うんだなーって

私はそんな予定ないですとか結婚願望もないとか反論する気にもなれず

他のメンバーはどう思ってたか知らないけど

まあ全員微妙な顔で聞き流しました。

結婚して辞めていった女性はいるけど

私たちは年代は違えどみんな独身で

だからこそ今の勤務体制で働けているともいえるのですよね(フルタイムのシフト制)。

 

男性社員は結婚して子ども産まれてみたいなこと言いながらも仕事を続けているけど

女性はやっぱり出産に伴って仕事は休まざるをえないわけで、こればっかりは代わってもらえないから仕方ないんだけど

まあみなさん辞めたり部署変わったり時短勤務にしたりしてますよね、女性が。

 

誰かが保育園の送り迎えするにしても、男性が時短勤務にして女性がフルタイムに復帰しても良いはずなんだけど、やっぱ女性が時短なんで

参加できない仕事とかが出てくるわけで

するとやっぱり男性ばかり(と数少ない独身女性)で話を進める感じになっちゃうんですよね。

 

そういうのを見ているとモヤモヤしますね。

 

 

うちは私が小学校1年から母子家庭で

女ばかりの家族で暮らしてきたのもあるし

女らしくとも言われなかったので

あまり男とか女とか考えずに生きてきたような気もするし

でも女でいたくなくて男の子っぽくしてみたり

(ほんとは男っぽくしたいんじゃなく中性でいたい感じ)。

 

 

ところで今 職場で女性が多い状態で働いていて

男女半々だった時より楽な気がしてます。

だからなんとなく、これを男女半々にしてって言われたとしたらちょっと面倒さを感じてしまう気持ちもわかる。

 

今の日本と逆で

管理職のほとんどが女性だったとして

自分がその中の一員だったとして

女性特権だ、せめて半々にするべきだと言われたら

それはそうかもしれないけど

居心地悪くなるなぁって思うかもしれない。

じゃあ誰が降りるの?って思うかもしれない。

 

女どうしのほうが話がよくわかるし

女のほうがサボらずよく働くのになあって

男が入ると話がややこしくなるんだよなって

思ってしまう気がする。

だからそりゃあ大抵の人は積極的には取り組まないだろうな。

政治家なんて余計だろうな。

 

でも具体的な数字を示されて

男女半々にした職場ではこんな変化が起きて

状況が良くなってるとか

今は公正じゃない状態だとか言われたら

ちょっと考え直すかもしれない。

 

 

仮定の話は終わりにして

現実に戻ると

今 私の上司はほとんどが男性で

職場の女性たちはほとんどがパートさん

(夫が正社員で働いていて妻がパートというやつ)

みんな扶養範囲を計算して、働く時間をセーブしてる

人手不足で予定より多めに働いてきてしまったメンバーは

11月12月働きたいのに働けない状態になってたりする。

 

 

そういえば、フルタイムで働いてる話をしても

「正社員?」てよく聞かれるな。

それだけそうじゃない人が多いってことなんでしょうね。男性にも聞くのかね?

 

 

挙げていくとキリがないけれど

ひとつひとつ気づいて、話題に出して

変えていけたらいいですね。

そしてこれは政治の話にも必然的になってきますね。

 

とりあえず今回はこの辺で。

今日良かったこと

お久しぶりでございます。

ついついTwitterに書くと気が済むもんで

なかなかこっちに書き込まないのですが

こまめに書くようにしようかなって

思ってはいるのです。

もしくは音声メディアをこっそりやってみようかなとか。

喋りが下手なのを克服したいのと

なんかウダウダと物事を考えることが減ったので

楽だけどそれはちょっといけない気がするというのと。

 

そんでとりあえずいったんブログに戻ってきました。

ちょっとしたことも書けばいい。

 

 

今日は電車に1時間以上乗るというのに

本を忘れてしまったんですね。

 

それで電車の中で

メールをゆっくり書いて送りました。

 

送らなくてもいいんだけど

送ったらいいだろうな

喜んでもらえるかなというメールです。

 

感謝の気持ちとか

応援してるよ!っていう気持ちとか

美味しかったとか楽しかったとか

伝えないと伝わらないし

 

ちゃんと伝えるようにしていこうと

思っている最近ですので

2件ほど、送りたい先がありました。

でもつい仕事に追われ眠気に負けて送れないでいました。

タイミングを逃しすぎたら送れなくなるメール。でも今ならまだ間に合う。

 

そういうのを2つ

電車の中で送ることができました。

 

ひとつはすぐに返信が来て喜んでもらえて、

もう一つはまだですが

送れて良かった。

返信来なくてもいいんです。

気持ちを伝える、立場を表明するってことが

大事な気がする。

 

 

フレンドリーな人間になろうかなって

思ったことなかったけど

最近ちょっと思ってる。

自分が心細いときに、そういう人の存在に助けられたので。

 

私が今こう思うってことは

今少し気持ちに余裕があるのかもしれない

 

 

それかもしかして勉強しなきゃいけないことからの逃避?

いやいや

 

 

 

脂肪腫とった話

肩 というか鎖骨の上あたりに

なんかぽよぽよしたものがあると気づいたのは

もう10年近くも前なのかもしれません

 

その時は人に言っても(整体の時とか)

そう?って感じで自分にしかわからないくらい。痛くもないし目立たない大して気にならない存在でした。

 

でも徐々に、大きく存在感を増すと共に

こいつのせいで余計に肩がこるんでは?という気がしてきたり

Vネックの服着るとなんかあるなと見た目にもわかるようになったりして

どうにも気になって

かかりつけの婦人科(3ヶ月に1回の定期通院)で

「あのー全然関係ないんですけど、これがちょっと気になってまして」と先生に相談しました。先生は「うーんなんだろうなあ、どこに見せたらいいんだろうなあ」と考えつつ

皮膚科を紹介してくれました。

 

 

皮膚科の予約を取って後日

脂肪腫で、悪いものではないと思う、との診断。でもこれはいずれ大きくなるし、大きくなれば取るのは大変になる、様子をみることも出来るけど、手術をできるところを紹介しますか?

ということで大きい病院の皮膚科をまた紹介してもらいました。

 

ここでコロナ感染者が増えて病床逼迫のニュースが毎日流れるようになり、その大きい病院の予約を取るのを先延ばしにしました。

 

 

しかし、なんかさらに脂肪腫の存在感が増してきたような、なんかそっち側の肩周りがたまにしびれるような気がしてきたのです。

 

シフトの合間をぬって病院の予約をとりました。

 

そこの皮膚科の先生も、たぶん脂肪腫でしょう。とのこと。手術でとるようになるけどその前にMRI検査をしないといけない(脂肪腫が実際どこまでの大きさになってるか調べて手術の計画をたてるため)。

MRIの予約をとりましょう!と調べてもらったら全然空きがなくて1ヶ月くらい先になっちゃいそう…

それではあんまり気の毒ということで、放射線科に電話をかけてくれて何とか空きがありませんか?と確認してくれました。

そしたらこの後すぐなら1人できるとのこと。

急遽、人生初のMRI検査をしました。入る時だけちょっと怖かった。

そして検査の結果、やっぱりちょっと大きかった私の脂肪腫。後日、手術担当の先生と相談ということで次の予約を取ってその日は終わり。

 

 

パッと病院行ってすぐやってもらえるわけじゃないんですね。検査も空きがなければどんどん先になる。気になることがあったら早く行ったほうがいいです。

 

 

手術担当の先生と相談の日

相談というか説明を聞いたり日程を調整したり

 

手術もですね、空きがないと出来ない上にその前に色々な検査を済ませないといけないんですね。

 

手術も一件キャンセル出たとかで2週間後くらいにできることになり(そうじゃなかったら1ヶ月以上先だった)

その1週間前に検査をすることになりました。

 

だからこの頃はシフトが休みの日はいつも病院に行くような感じでした。

 

検査は血液、X線、心電図の他に

手術3日前以内の唾液PCR検査

 

手術は日帰り入院で部分麻酔ですることになりました。検査結果が問題ないということと、手術の手順、手術後に考えられることなど丁寧に説明してもらえました。

 

脂肪腫を摘出するということで、ぽよぽよしてる部分の真ん中あたりの皮膚を切開して中のものを取り出します。うまく取れなければ少し大きめに切開する可能性がある。術後は数日間はガーゼを圧迫気味にあてておいて運動は控える。(仕事は休まなくてもいい)

(気になる人は検索するとどこかの病院の解説とか手術の説明の写真とか出てきます)

 

傷跡はどうしてもある程度は残るし、ケロイドになる可能性もある、皮膚の違和感が残る人もいる、でも脂肪腫は放っておいてもなくなるものではなく、大きくなるし、大きくなれば部分麻酔でなく全身麻酔の少し大きな手術になる可能性もある。また大きくなる速度は一定ではなく、変化がない時期とグイッと大きくなる時期があり、いつグイッとくるかはわからないので早めにやるほうがおすすめではある。ただしおそらく良性なのですごく急ぐものではない(重要な用事があったりしたら先に伸ばしてもいい)。

 

ちなみにコロナの影響で手術が延期になる可能性もあるし、その場合は日帰りの簡単な手術より、全身麻酔の手術のほうが延期にされてしまう可能性が大きいことなども聞きました。

 

そんなわけで、

もう何とかシフトの都合をつけて最短の日程でやってもらうことにしました。

 

日帰りとはいえ入院なので手続き色々

食事もお昼だけ出るのでアレルギーなどないか確認してもらえて、ベジタリアン対応にしてもらえました。

 

 

当日、朝8時半に病院

入院手続きして、身長体重測定して病室へ。

皮膚科の空きがなくて別の病棟の4人部屋。

カーテンで見えなかったけど介助の必要な年配の方が入院している部屋でした(ちなみに女性部屋)

 

看護師さんに今日の流れを聞き、検温。

上だけ手術着みたいなのに着替える。

手術の先生が挨拶に来てちょっとだけ待機時間。私はトイレが近いので(冷えたり緊張で特に)、トイレに行けるタイミングを看護師さんに質問しました。はい手術室行きますよーというタイミングで行っても大丈夫と言ってもらい安心。

 

無事にトイレを済ませて、車椅子に乗せられて(普通に歩けるけどなんかそういうものらしい)手術室へ。

テレビでしか見たことない手術室、手術台。

そういうふうにしてくれたのか、たまたまかわかりませんが、先生含めて手術室内は全員女性でした。

心電図と血圧チェックの機器をつけて、点滴(これも人生初。注射苦手だけど寝そべってるし、針を固定してもらった後は痛くないので大丈夫)

 

足の指に酸素測るやつ付けます〜となって

あ、靴下履いてきちゃいました

じゃあ片方だけ脱がしますね〜と

脱がせてもらう(そして手術後は履かせてくれました。ちょっとくすぐったい)

 

マスクはしたまま(途中で苦しかったら外す?と聞いてもらえた)

 

寒かったり暑かったりしませんか〜と聞かれ

足が冷え冷えだったので、ちょっと寒いと伝えたら布団(というか体にかけているもの)の中に温風入れてもらえてホカホカにしてもらえました。おかげでトイレ大丈夫だった。

 

いざ手術スタート。

麻酔がいちばん痛いです〜ごめんなさいねと言いながら手術箇所の周りに何度も麻酔の針を刺すときが確かにいちばん痛かった。痛〜っと思ってるうちに次の痛みが来てキエーと内心で小さく叫びました。

 

麻酔が効いたら後は痛くない

パツンとかグイーっとか感触はわかる

たまに腕に付けてる血圧計が計測のためにグーっと圧がかかる

 

ちょっと引っ張りますね〜

ごめんなさいね!とか先生が言ってそれに返事をしつつ

途中でなんとなく指先に痺れを感じて伝える

 

じゃあもうここは触るのやめましょう、と先生。手術の場所が神経や大きい血管に比較的近いので、それに影響しないように進めるとのこと。

 

その後1回 あ、痛い?と思った途端

バチッと電撃が走った感じがあって

そこも中断

この時はびっくりした

 

でも全身麻酔だったらこういうのも伝えられなかったのでは?(血圧の変化とかでわかるのかもしれないけど)

 

1時間くらいかかって、脂肪腫取り出し作業終わり傷口の縫合

 

この時見てた医療ドラマでドクターが助手に糸を切ってもらうときに「カット」と言っていたので期待したけど、私の先生は「お願いします」だった。縫い終わりで看護師さんが「きれい」とつぶやいたのが聞こえて、先生が上手に縫ってくれたらしいと知りました。

(抜糸後も傷口きれいなのでほんとに上手にやってもらえたみたいです)

 

 

無事に終了〜

塊を出したので陥没状態になっている部分に血が溜まるのを防ぐため分厚くしたガーゼをギュッと押してしっかりしたテープで貼り付け。靴下履かせてもらい、車椅子に載せてもらって、病室の担当の看護師さんが迎えに来てくれるのを待ちました。点滴もここで外してもらった。

車椅子乗ってるとこに車椅子持ってお迎えに来てくれちゃったので一瞬全員「「「あ」」」となって面白かった。看護師さんは私の車椅子と空いた車椅子押して大変そうでした(大変お疲れ様です)

 

 

部屋に戻って、冷やしておいてくださいね〜と

保冷剤もらってしばらく休憩。痛み止めも処方されてるから痛みが出たらすぐ言っていいんですよ!と親切に教えてもらえました。着替える時に体にシール的なの貼られたままなのに気づき看護師さんに見せたら「あ、それ取っていいやつですね。…もう一ヶ所ありません?」「ほんとだ(こっちは気づかなかった)」小さなアクシデントでほのぼの。

 

スマホ見たり本読んだりウトウトしてるうちにお昼ごはん。

サッとカーテンが開いて「はいお食事でーす」と置いて行ってくれました。

はじめての病院ごはん。肉抜き麻婆豆腐。

手術したのが利き手側で動かしにくいので反対の手でスプーン使って黙々と食べる。

同室の方が看護師さんに食事介助してもらうほのぼのとした様子を聞きながら。

 

食べ終わってぼんやりしていたら

様子を見に来た看護師さんに、食器は自分で返しに行くんだよと声かけられ

あ、そうだったんですか、すみません

と部屋を出たもののどこに返すか分からずトレー持ったままウロウロし、廊下にたまたまいた看護師さんに場所を聞く。

知らないことだらけ…と思いながらトイレ行ったりベッドでゴロゴロしたり

自販機でお茶買って飲んだり(Suica使えた)

 

 

また突然別の看護師さんが車椅子でお迎えに来て、これから先生に術後の経過をみてもらいます!とのこと

 

さっきまでウロウロしてたのにすみません、と思いつつ車椅子で皮膚科に連れて行ってもらう

 

先生は「あら!車椅子になっちゃいましたか」とちょっとびっくりしてた(そうだよね)

 

術後の傷口は出血もなく良い感じだけど

ガーゼ止めてるテープで早くも皮膚が赤くなってたので、帰り際に売店で肌に優しいテープを買って行くように言われる。ガーゼはドラッグストアのほうが安いかも、とか術後の注意事項(シャワーの時にやさしく傷口洗ってガーゼは毎日かえるとか)聞いて診察終わり。

 

また車椅子でお迎えを待つ(すみません)

遅くなってごめんなさい〜とまた別の看護師さんが来て部屋まで送ってもらう。

皮膚科の手術?足?

いえ肩なんです…歩けるんですけど

そうなの〜まあせっかくだから乗っていていいよ〜

すみません…

 

 

少しして退院許可が出て

短い入院が終了

 

病院は人手不足のようで大変さを感じつつ看護師さんもお医者さんもやさしくてありがたかったです。

 

 

お会計は後日請求ということで

売店でテープだけ買って帰る

 

最寄り駅まで母上が迎えに来てくれて

一緒にドラッグストアでガーゼ買って帰りました。

 

 

当日は何をしても違和感とちょっと痛みがあってオロオロしたけど、痛み止めももらっていたし、日に日に色々収まって

仕事も重いもの運ぶのだけ代わってもらうくらいで普通に立ち仕事出来ました。

 

 

というわけで、長くなったけど脂肪腫とった話でした。私にとってはちょっとしたイベントで

他の人の参考にもなるかもしれない話なので忘れないうちにと書きました。

抜糸から先の話はまた今度書こうと思います。